伊豆大島発!民宿三佳ブログ

伊豆大島の様子や出来事に加え、管理人の日常やら
思ったことなどを書き綴るブログでありますよ。
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丸干し。
三佳の中庭?には、結構広い物干しスペースがあり、
通常は洗濯物を干すために使われているのですが、
今日は洗濯物ではなく、コイツらに占拠されておりました。





秋刀魚、サンマです。

その数520本。




三佳では、というか、大島では冬になると
いたるところでサンマの丸干しが作られます。

サンマの丸干しは、一晩塩水に漬け込み、
晴れた日に数日干して完成というシンプルな干物です。

三佳では、釣りのお客さんのお弁当につけたり、
酒の肴にと活躍します。

先日の駅さんのブログでは野増の商店が
大量のサンマを干しているところが紹介されていましたが、
ウチでも自家製のサンマの丸干しを作っています。


このサンマの丸干し、20年前の三原山噴火の時に
こんなことがありました。

親父が例年の如くサンマの丸干しを作り、
ウチの軒下に吊るして数日。

さて、明日取り込もうかという11月21日、
三原山が大噴火し、全島民避難の命令が出ました。

当然サンマの丸干しはそのままに、三佳一家も
島外避難を余儀なくされました。

それから数週間後。

噴火も鎮まり、島民に一時帰島が許可され
親父達が三佳に戻ってみると・・・

軒下に吊るしていた300本のサンマの丸干しが
キレイサッパリなくなっていたのです。

大量のサンマの丸干しは一体どこへ・・・。


その答えは、当時消火活動やパトロールの為
島に残っていた消防団が知っていました。

彼らがこの周辺を見回りに来た際、
三佳の軒下で干させているサンマを発見した消防団。

「いいものがあった!」

とサンマを宿舎にお持ち帰りになり、
お食事にお酒に美味しく頂いた、とのことでした。

当時は噴火で全島民避難ですから、
商店なんかにも品物がなく、こうしたモノに飢えていた?
ようなのです。

なんとも大島ライクな、ほのぼのしたお話です。

これが20年前の話で、それ以前もそれからも
毎年親父はサンマの丸干しを作り続けています。


そんな三原山噴火にまつわるエピソードもある
三佳冬の風物詩、サンマの丸干し。

味わってみたい方は是非大島へお越し下さいませ。
| 民宿三佳 | 23:55 | comments(3) | trackbacks(0) |
コメント
>YNSさん
ドロ・・・ゴホッゴホッ!
まぁ小さい田舎の島ですから、助け合いなのですよ。
まあ丸干作った親父が告発してないからいいのでしょう。

>英二さん
親父曰くウチのはアタマを下向きにして吊るす
ところがオリジナルらしいです。
一般的には網に並べて干してるところが多いですね。
年明けでも港といわずに磯でメジナ釣りに
チャレンジしに来て下さいよ。
40センチオーバーが英二さんを待ってますよ?
| 三佳ホムペ管理人 | 2006/12/26 1:33 AM |
すんごくうまそうなんだけど。
すげー食いてー

O島って冬でも
元町だっけ?の港で
釣りできるの?
| tuno181 | 2006/12/23 4:06 AM |
それ・・火事場ドロボーというか
噴火ドロボーでしょう?
| YNS | 2006/12/20 12:06 AM |
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